私たちは、
「自分のことは自分でしなければならない。」
「自分の身は自分で守らなければならない。」
「人に迷惑を掛けてはいけない。」
「自立しなければならない。」
「自分の行為には責任を取らなければいけない。」
という様々な規範に縛られて生きています。
まず、このあたりの規範を解体していかないと、個人を捨てるのは無理ではないでしょうか。
誰しも、自分が大事に思っている人(好きな人や尊敬する人、信頼している人)が、困っていれば、少しでも役に立ちたいと思いますよね。
そして、相談されたり、頼み事をされれば出来る限りのことをしたいと、少々の無理は厭わないものです。
そんなときは、相手の感謝や笑顔以上の報酬はありません。
でも、自分が困ったとき、人に頼むのは結構、勇気がいるものです。
それが大変なことで有れば有るほど、なかなか言い出しにくいです。
「相談されたり、頼み事をされれば、嬉しい、役に立ちたい。」という気持ちと
「自分のことは自分でする」「人に迷惑を掛けてはいけない」という規範意識、
矛盾していると思いませんか。
個人を捨てるというのは、この古い規範を捨て、新しい規範を作っていくことだと思います。
それは、「周りの人たちに期待し、周りの人たちの期待に応える。」ことを中心に据えて、形成されていくものだと考えています。
玉川泰行
0 件のコメント:
コメントを投稿